DR-Z4SM 徹底紹介“スーパーモト×電子制御”で街と峠が別物になる。軽快さと安心感を両立した398cc

スズキ

スズキ DR-Z4SM は、17インチ前後ホイールとオンロード寄りタイヤで“曲がる楽しさ”に全振りしつつ、S.I.R.S.(スズキインテリジェントライドシステム)で現代的な安心感も手に入れたスーパーモト。
「軽い単気筒で遊びたい」「街〜峠で気持ちよく走りたい」「でも装備は今どきがいい」――そんな欲張りに刺さる一台です。

ミオ:「スーパーモトって“怖そう”に見えるけど、電子制御があると一気に身近になるよ。楽しい方に集中しよ!」


1. 概要(どんなバイク?)

  • 排気量:398cm³の水冷単気筒DOHC
  • 装備重量:154kg
  • 前後17インチ+スーパーモト専用の車体ディメンション
  • STCS(トラクションコントロール)/SDMS(ドライブモード)/ABSなど、遊び系にしては装備が現代的

スーパーモトの魅力は、加速や最高速ではなく “ブレーキ→向き変え→立ち上がり” のテンポ。DR-Z4SMはそのテンポを、軽さと足まわりで作りやすいのが核です。

ミオのひとこと:「“曲げて立ち上がる”が楽しいやつ。切り返しのテンポ、すごく気持ちいいよ。」


2. 主要スペック(公表値)

主要諸元(抜粋)

  • メーカー希望小売価格(消費税10%込み):1,199,000円
  • 型式:8BL-ER1AH
  • 全長×全幅×全高:2,195mm × 885mm × 1,190mm
  • 軸間距離:1,465mm
  • 最低地上高:260mm
  • シート高:890mm
  • 装備重量:154kg
  • エンジン:水冷4サイクル 単気筒 DOHC 4バルブ
  • 総排気量:398cm³
  • 最高出力:28kW〈38PS〉/ 8,000rpm
  • 最大トルク:37N・m〈3.8kgf・m〉/ 6,500rpm
  • 変速機:常時噛合式5段リターン
  • 燃料タンク容量:8.7L
  • ブレーキ:前後油圧式シングルディスク(ABS)
  • タイヤ:前120/70R17M/C 58H(チューブ)/後140/70R17M/C 66H(チューブ)
  • 燃費(国交省届出):
    • 定地燃費:36.1km/L(60km/h)2名乗車時
    • WMTC:28.8km/L(クラス3-1)1名乗車時

ミオ:「154kgって数字が、走りの“全部”に効くよ。止める・曲げる・立ち上がる、ぜんぶ軽い。」


3. DR-Z4SMの良いところ(推しポイント)

① “曲がる気持ちよさ”が最短で手に入る(17インチ×軽さ)

前後17インチ+スーパーモトのジオメトリは、街中の右左折から峠の切り返しまでテンポが良い。
154kgという装備重量は、体感で 「入力に対して素直」 になりやすく、疲労も抑えられます。

ミオ:「ハンドル切って“ひと呼吸遅れて曲がる”のが少ない。だから安心できるの。」


② 電子制御が“遊び”を守ってくれる(S.I.R.S.)

DR-Z4SMは、遊び系の単気筒でありながら電子制御が充実。代表例が以下です。

  • STCS(トラクションコントロール)1/2/G(グラベル)/OFF
    路面状況や経験値に合わせて選べるので、「気持ちよさ」を削らずにリスクを下げられます。
  • スズキイージースタートシステム:ワンプッシュ始動

ミオ:「最初は“守ってもらう”でいいよ。慣れたらOFFも選べる。選択肢があるのがいいよね。」


③ 398ccでも扱いやすい出力特性(38PS/37N・m)

最高出力は 38PS。ピークを追うより、街と峠で扱いやすいところに寄せた印象。
単気筒の鼓動感を楽しみつつ、過剰に暴れにくいのが“ちょうどいい”ポイントです。


4. 気になるところ(購入前に把握したい弱点)

① シート高890mmは高め

数値としては高め。足つきは、体格やブーツ形状で体感が変わるので要注意。
(ただしスーパーモトは“止まる回数が少ない走り方”にも向くので、用途次第で許容しやすい面もあります)

ミオ:「不安なら“停車の作法”を先に作ろ。片足で止める癖、つけよ?」


② タイヤがチューブタイプ

前後17インチでも チューブタイプ。パンク時の手間はチューブレスより増えます。
通勤メインなら、空気圧管理と摩耗管理を少し丁寧に。


③ 5速ミッション

スーパーモトらしくテンポで走るなら不満は出にくい一方、高速道路の巡航を頻繁にする人は回転数の感覚を試乗で確認推奨。


5. ライバル比較(厚め)

ここでは「買う時に迷いやすい」4つで整理します。

  • A:同門で方向性が違う → DR-Z4S(デュアルパーパス)
  • B:同クラスの最新スーパーモト → KTM 390 SMC R
  • C:価格と軽さで現実的 → KLX230SM

5-1. スペック比較表(公表値ベース)

車種価格(税込)排気量最高出力最大トルク重量シート高変速タイヤ(前/後)
DR-Z4SM1,199,000円398cm³28kW〈38PS〉/8,000rpm37N・m/6,500rpm154kg(装備)890mm5速120/70R17 / 140/70R17(チューブ)
DR-Z4S1,199,000円398cm³28kW〈38PS〉/8,000rpm37N・m/6,500rpm151kg(装備)890mm5速80/100-21 / 120/80-18
KTM 390 SMC R859,000円398.7cc33kW(45PS)/8,500rpm39Nm/7,000rpm154kg(燃料除く)860mm6速110/70 R17 / 150/60 R17
KLX230SM638,000円232cm³13kW(18PS)/8,000rpm19N・m/6,400rpm137kg840mm6速110/70-17 / 120/70-17

※KTM 390 SMC Rはプレスリリース上「主要諸元はEU仕様、値が異なる場合あり」と明記されています。


5-2. 比較短評(ここが決め手)

■ DR-Z4SM vs DR-Z4S:街・峠ならSM、林道寄りならS

  • DR-Z4SM:前後17インチで舗装のテンポが段違い。ブレーキングからの切り返しが軽快。
  • DR-Z4S:21/18で未舗装の懐が深い。最低地上高も高く、路面の荒れを受け止めやすい。

結論:「舗装の気持ちよさ」を最優先するならDR-Z4SMが合理的。

ミオ:「“何を走る日が多いか”で決めよ? 迷ったら、いちばん多い道に合わせるのが正解。」


■ DR-Z4SM vs KTM 390 SMC R:パワーと6速のKTM、装備重量(装備込み)と国産安心感のスズキ

  • KTM 390 SMC R:45PS/6速/価格も抑えめ(発表時点)。数字の刺激は強い。
  • DR-Z4SM:装備重量154kg(装備込みの公表値)、国産流通と維持の見通し、電子制御の方向性も“扱いやすさ”寄り。

結論:「速さや刺激をコスパ良く」ならKTM、「長く付き合う見通しまで含めて」ならDR-Z4SM。

ミオ:「“買った後”の安心って、じわじわ効くよ。」


■ DR-Z4SM vs KLX230SM:別カテゴリ級。けど“現実の最適解”はKLXも強い

  • KLX230SM:価格が大きく低い。重量も軽い。足つきも良い(840mm)。街の取り回しはとても現実的。
  • DR-Z4SM:パワー・トルク差がはっきり。車格や足まわり、電子制御の方向性も含めて“遊びの密度”が濃い。

結論:通勤・近距離中心ならKLX230SMが強い。峠やワインディングの頻度が上がるほどDR-Z4SMが効く。


6. どんな人に向く?

DR-Z4SMが刺さる人

  • 街と峠で“曲げる楽しさ”を最優先したい
  • スーパーモトに興味はあるが、電子制御で安心も欲しい
  • 重い車体に疲れてきた(154kgの軽快さが欲しい)

別の選択肢が合う人

  • 林道や荒れた未舗装を走りたい → DR-Z4S
  • 価格を抑えてスーパーモト入門したい → KLX230SM
  • 数字の刺激(45PS/6速)に惹かれる → KTM 390 SMC R

ミオ:「“使う日”を想像してみて。いちばん多いシーンで笑えるのが、正解。」


7. まとめ

DR-Z4SMは、スーパーモトらしい軽快さを核にしながら、S.I.R.S.によって“遊び”を現代の安心感で包んだ一台。
154kgの装備重量と前後17インチが生むテンポの良さは、街でも峠でも効きます。
一方で、シート高890mm/チューブタイヤ/5速といった性格もあるので、用途に合えば“最高”、ズレると“惜しい”が出る――そこだけは事前に押さえておけばOKです。

ミオ:「楽しいって、続けられることだよ。DR-Z4SMは“続く楽しさ”の作り方が上手。」

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