ホンダ モンキー125 は、速さや実用一点張りじゃなくて、「走る行為そのものを“遊び”に変える」ためのバイク。
コンパクトな車体に、しっかり5速ミッション、太めの12インチタイヤ、ちょっと高めの目線。
“可愛い”のに、走りは意外とちゃんとしてて、街でも下道でも「ニヤッ」とできるのが強い。
ミオ:「“移動”じゃなくて“寄り道する理由”になるやつ。速くなくていい日、最高だよ。」
1. 概要
- キャラ:レジャー全振り。でも作りは本気(倒立フォーク&前輪ABSなど)
- 走り方:ガンガン攻めるより、低〜中速でリズム良く
- 得意なシーン:街乗り/下道の短〜中距離/写真・カフェ・散策ツーリング
- 苦手なシーン:高速巡航(そもそも“急ぐバイク”じゃない)/積載・タンデム(機構的にノーマルではタンデム不可)
2. 主要スペック
モンキー125(国内・メーカー公表値/2026年1月時点)
- 価格:495,000円(税込)
- エンジン:空冷OHC単気筒 123cm³
- 最高出力:6.9kW[9.4PS]/ 6,750rpm
- 最大トルク:11N·m[1.1kgf·m]/ 5,500rpm
- 変速機:5速リターン
- 車両重量:104kg
- シート高:776mm
- 燃料タンク:5.6L
- 燃費(WMTC):68.7km/L
- タイヤ:F 120/80-12 / R 130/80-12(太めの“風船感”)
3. いいところ
① 低速〜中速が“ずっと楽しい”
モンキーはパワーで押すタイプじゃなくて、速度域が低いほど気持ちいい。
交差点〜流れの良い一般道までの「いちばん走る時間帯」が得意。
ミオ:「“ゆっくりでも楽しい”って、実は最強の才能だよ。」
② 太い12インチで、路面が荒れても気持ちがラク
12インチでも、モンキーは太めタイヤ(120/80・130/80)で、段差・ギャップに強い方向。
街のマンホールや荒れた路面で“ドンッ”と来にくく、気楽に乗れる。
③ 5速MTで「ちゃんと操れる」
見た目は可愛いのに、5速ミッションで“操作してる感”が濃い。
ミニバイクでここがちゃんとしてると、飽きにくい。
④ 所有欲が強い(=毎回乗りたくなる)
モンキーは、性能表より「眺めて・触って・走って」満足するタイプ。
乗る頻度が上がる=結果、コスパも上がる。
4. 気になるところ
① 価格は“可愛くない”
モンキー125のメーカー希望小売価格は495,000円(税込)。
同クラスにグロム(390,500円)がいるので、比較すると「モンキー高っ」と感じやすい。
ただしモンキーは“趣味バイク”としての立ち位置が強いので、ここは価値観勝負。
② 積載・タンデムは期待しない
モンキーは基本ソロで“身軽に遊ぶ”前提。
機構的にタンデムは不可で、どうしてもタンデムしたい場合はカスタムするしかありません。
あと荷物を積む用途が強いなら、最初から別ジャンルを選んだほうが満足度は上がる(後述の比較へ)。
③ 速さは求めない
モンキーは最高出力6.9kW。
“速いミニ”が欲しいなら、出力が上のグロムが分かりやすい。
5. ライバル比較
ここからは「モンキー125を選ぶ理由/選ばない理由」がハッキリするように、用途別に深掘りします。
5-1. 主要スペック比較
※国内・メーカー公表値(2026年1月時点の公開情報)
| 車種 | 価格(税込) | 最高出力 | 最大トルク | 変速 | 車重 | シート高 | タンク | WMTC燃費 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| モンキー125 | 495,000円 | 6.9kW/6,750 | 11N·m/5,500 | 5速 | 104kg | 776mm | 5.6L | 68.7km/L |
| グロム | 390,500円 | 7.4kW/7,250 | 11N·m/6,000 | 5速 | 103kg | 761mm | 6.0L | 67.8km/L |
| ダックス125 | 495,000円 | 6.9kW/7,000 | 11N·m/5,000 | 4速 | 107kg | 775mm | 3.8L | 65.7km/L |
| CT125 ハンターカブ | 495,000円 | 6.7kW/6,250 | 11N·m/4,750 | (公式主要諸元参照) | 118kg | 800mm | 5.3L | 66.9km/L |
| スーパーカブ C125 | 495,000円 | 7.2kW/7,500 | 10N·m/6,250 | 4速 | 110kg | 780mm | 3.7L | 67.8km/L |
5-2. モンキー125 vs グロム:“スポーツ性”か“味”か
結論:走りを攻めたい=グロム/雰囲気と低速の楽しさ=モンキー。
- エンジン感
グロムは出力が上(7.4kW)で、回して気持ちいい方向。
モンキーは出力は控えめ(6.9kW)だけど、まったり楽しい方向。 - ポジションと用途
グロムは“ミニストリートスポーツ”。走りの姿勢が作りやすく、カスタムも走り寄り。
モンキーは“ミニレジャー”。景色を楽しむ速度域で幸福度が高い。 - 価格差が大きい
グロム 390,500円に対して、モンキー 495,000円。
走り目的なら、グロムのコスパが刺さりやすい。
ミオ:「“上手くなりたい”ならグロム。ゆったり楽しむならモンキー、って感じ。」
5-3. モンキー125 vs ダックス125:“操るMT”か“ゆるレトロ実用”か
結論:ソロで操りたい=モンキー/2人でゆるく行く=ダックス。
- 変速の性格が違う
モンキーは5速MTで“操る楽しさ”が濃い。
ダックスは4速で、クラッチ操作を必要としない方向(構造上の説明が入るモデル)。
→「ギア操作を楽しむ」より「気楽に走る」寄り。 - 航続・ツーリング適性
タンクがモンキー 5.6L、ダックス 3.8L。
ダックスは“こまめ給油”前提になりやすい。 - 2人で遊ぶならダックスが強い
ダックスの方が“のんびり2人で走る”方向に寄せやすい(サイズ・キャラがそういう味)。
ミオ:「“目的地に着くまでの時間”を楽しむなら、どっちも正解。ソロでニヤニヤ=モンキー、2人でゆる旅=ダックス。」
5-4. モンキー125 vs CT125:“遊び”か“道具”か(でも両方趣味)
結論:荷物・キャンプ・未舗装の安心感=CT/身軽に寄り道=モンキー。
- 車格と積載が別物
CT125は車重118kg・シート高800mmで、“働く&遊ぶ道具感”が強い。
後ろに積む、汚れても気にしない、寄り道で林道っぽい道に入る——こういう用途に強い。 - モンキーの強みは“軽さの気軽さ”
104kgのコンパクトさで、「今日はちょっとそこまで」を“イベント”にできる。
ミオ:「CTは“冒険の道具”。モンキーは“日常のご褒美”。」
5-5. モンキー125 vs スーパーカブC125:“趣味MT”か“上質コミューター”か
結論:手応えと遊び=モンキー/上品に移動=C125。
- C125は出力が高め&車格がしっかり
C125は7.2kWで、数字だけ見るとモンキーより元気。
17インチで落ち着きが出やすいタイプ。 - 変速の方向性
C125は4速で、カブ系の“気楽さ”が強い。
モンキーは“ギアを選んで走る楽しさ”に寄る。
ミオ:「C125は“良い靴”。モンキーは“お気に入りのスニーカー”。どっちも正解。」
6. じゃあ結局、どれを選べばいい?(用途別の答え)
- モンキー125:ソロで“走りそのもの”を楽しみたい/小さくて愛せる相棒が欲しい
- グロム:ミニでスポーツしたい/価格も抑えたい(390,500円)
- ダックス125:2人でゆるく走る/見た目レトロ&気楽さ重視
- CT125:積載・キャンプ・道具感/ちょい冒険もしたい
- C125:上質コミューター/“きれいに乗って気持ちいい”が欲しい
7. どんな人に向く?(おすすめ)
モンキー125がハマる人
- 速さより、“楽しい速度域”を大事にしたい
- 下道ツーリングや、目的のない散策が好き
- バイクを“相棒”として可愛がりたい
- カスタムや写真、ガレージ時間も含めて趣味にしたい
逆に、別車種が向く人
- タンデム・積載が必須 → ダックス/CT125
- 走りを攻めたい → グロム
- 移動の上質さ・道具感 → C125/CT125
8. まとめ
モンキー125は、スペック競争じゃなくて、「日常を遊びにする」バイク。
価格だけで見ると悩むけど、乗るたびに気分が上がる“趣味の満足度”が強い。
迷ったら、次の基準で決めるのが一番早いです。
- 操って遊ぶ(ソロ) → モンキー
- スポーツ(速さ寄り) → グロム
- ゆる旅(2人・気楽) → ダックス
- 道具として冒険 → CT125
- 上質に日常 → C125
ミオ:「“買ってから理由が増える”のがモンキー。走るたび、好きになるよ。」


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