ホンダ CBR400R は、
400ccフルカウルの中では珍しく 「速さより扱いやすさ・快適性」 を重視したスポーツツアラーです。
一方で、
- 地味じゃない?
- Ninja400の方が速くない?
- スポーツ走行は向いてる?
といった疑問を持つ人も多いモデル。
この記事では、
- CBR400Rのリアルな実力
- メリット・デメリット
- Ninja400との違い
- 後悔しやすい人/向いている人
を、実用視点で分かりやすく解説します。
※画像はAIによるイメージです
CBR400Rとはどんなバイク?
CBR400Rは、
「長く・楽に・安心して乗れるフルカウル」をコンセプトにした400ccモデルです。
基本スペック(国内仕様・参考)
- 排気量:399cc
- エンジン:水冷DOHC 並列2気筒
- 最高出力:約46PS
- 車両重量:約192kg
- 特徴:トルク型・安定志向・快適性重視
スペック以上に
乗りやすさと穏やかな特性が際立つバイクです。
CBR400Rの良いところ(メリット)
① 低回転トルクが太く街乗りが非常に楽
CBR400Rは、回さなくても走れるエンジン特性。
- 発進がスムーズ
- 渋滞でも扱いやすい
- シフト操作が少ない
通勤・通学でも
ストレスが少ない400ccです。
② フルカウル+アップライトな姿勢で長距離が快適
- 前傾がきつくない
- 風防効果が高い
- 疲労が溜まりにくい
Ninja400より
ツーリング適性ははっきり高めです。
③ 安定感重視の走りで安心して乗れる
- 直進安定性が高い
- 荒れた路面でも挙動が穏やか
- 雨天でも怖さが少ない
「速く走らなくても楽しい」
というタイプのバイクです。
④ デザインが大人向けで落ち着いている
- 派手すぎない
- 上品なフルカウル
- 長く所有しやすい
派手さより
実用・長期所有向けのデザインです。
CBR400Rの弱点・デメリット
① 重量がやや重め
車両重量は 約192kg。
- 取り回しでは重さを感じる
- Ninja400(約168kg)とは大きな差
軽快さでは
他車種に劣ります。
② スポーツ性能は高くない
- 加速は穏やか
- 高回転の刺激は少なめ
- ワインディングでは物足りない
スポーツ走行重視の人には
はっきり向きません。
③ キャラクターが地味
- 派手さがない
- 刺激が少ない
「乗ってワクワクしたいタイプ」には
合わないこともあります。
CBR400RとNinja400の違い
| 項目 | CBR400R | Ninja400 |
|---|---|---|
| 性格 | 快適・安定 | 軽量・速い |
| 街乗り | ◎ | ◯ |
| ツーリング | ◎ | ◯ |
| スポーツ性 | △ | ◎ |
| 重量 | 約192kg | 約168kg |
結論
- 楽さ・安心感重視 → CBR400R
- 軽さ・速さ重視 → Ninja400
CBR400Rは初心者に向いている?
かなり向いています。
理由:
- 穏やかなエンジン
- 素直なハンドリング
- 急に暴れない
「初めて400ccに乗る人」にとって、
失敗しにくいモデルです。
CBR400Rで後悔しやすい人
- 軽さとスピード最優先
- ワインディング好き
- スポーティな刺激が欲しい
CBR400Rで満足しやすい人
- 通勤・ツーリングメイン
- 快適性と安心感重視
- 長く乗れる1台が欲しい
- 落ち着いたデザインが好き
結論|CBR400Rは「優等生すぎる400cc」
CBR400Rは、
- 速くはない
- 軽くもない
- 派手でもない
しかし、
- 楽
- 安心
- 疲れにくい
という 毎日乗れる性能を持っています。
「刺激より快適さ」
「速さより安心感」
そんな価値観の人にとって、
CBR400Rは 非常に満足度の高い相棒になります。


コメント