【ホンダ グロム】最新スペック&ライバル徹底比較!原付二種でも本気で遊べる一台

~250㏄

原付二種クラスのミニスポーツといえば、やっぱりホンダ「グロム」。
小さい見た目なのに装備は本格的で、街乗りからちょっとしたツーリング、ミニサーキット遊びまでこなせる人気モデルです。

この記事では、

  • 現行国内モデル(型式:8BJ-JC92)の最新スペック
  • 実際にどんなところが魅力か・気になるか
  • ライバルモデルとのガチ比較
  • どんな人に向いているバイクか

をまとめていきます。


概要

ホンダ グロムは、125ccクラスの「原付二種」ネイキッドスポーツ。
コンパクトな車体に、倒立フォークや前後ディスクブレーキ、5速ミッションを詰め込んだ“遊べるミニバイク”です。

現行モデル(8BJ-JC92)は、

  • 角ばったタンクカバー&サイドカウルでちょっとストリートファイター風のデザイン
  • 空冷4ストロークOHC単気筒123cm³エンジン
  • 前輪ABS付きの前後ディスクブレーキ
  • 軽い103kgの車両重量

と、見た目はポップでも中身はしっかりスポーツ寄り。

メーカー希望小売価格は 390,500円(税込) です。


スペック(Honda公表値)

ここからは、Honda公表の主要諸元をそのまま整理しています(2024年2月時点)。

車体・寸法

  • 車名・型式:ホンダ・8BJ-JC92
  • 全長×全幅×全高:1,760mm × 720mm × 1,015mm
  • 軸距:1,200mm
  • 最低地上高:180mm
  • シート高:761mm
  • 車両重量:103kg
  • 乗車定員:2人
  • 最小回転半径:1.9m

エンジン・性能

  • エンジン型式:JC92E
  • エンジン種類:空冷4ストロークOHC単気筒
  • 総排気量:123cm³
  • 内径×行程:50.0mm × 63.1mm
  • 圧縮比:10.0
  • 最高出力:7.4kW(10PS)/ 7,250rpm
  • 最大トルク:11N・m(1.1kgf・m)/ 6,000rpm
  • 燃料供給装置形式:電子式(電子制御燃料噴射装置・PGM-FI)
  • 始動方式:セルフ式
  • 点火装置形式:フルトランジスタ式バッテリー点火
  • 潤滑方式:圧送飛沫併用式

燃費・タンク

  • 燃料消費率(国土交通省届出値・定地燃費値):
    63.5km/L(60km/h、2名乗車時)
  • WMTCモード値:
    67.8km/L(クラス1、1名乗車時)
  • 燃料タンク容量:6.0L

※燃費値はいずれも試験条件下の値で、実使用状況によって変わります。

駆動系

  • クラッチ形式:湿式多板コイルスプリング式
  • 変速機形式:常時噛合式5段リターン
  • 変速比
    • 1速:2.846
    • 2速:1.777
    • 3速:1.315
    • 4速:1.034
    • 5速:0.843
  • 減速比(1次/2次):3.040 / 2.533

足まわり・フレーム

  • キャスター角:25°00′
  • トレール量:81mm
  • タイヤサイズ
    • 前:120/70-12 51L
    • 後:130/70-12 56L
  • ブレーキ形式
    • 前:油圧式ディスク(ABS)
    • 後:油圧式ディスク
  • 懸架方式
    • 前:テレスコピック式(倒立サス)
    • 後:スイングアーム式
  • フレーム形式:バックボーン

※この主要諸元は2024年2月時点のものです。


良いところ

ここからは、スペックを踏まえた「グロムの推しポイント」です。

1. とにかく軽くて扱いやすい

車両重量は 103kg。原付二種の中でもかなり軽い部類で、

  • 取り回し
  • Uターン
  • 立ちゴケリカバリー

あたりがめちゃくちゃラクです。
初めてのバイクでも、いきなり大きい車体にビビらず、安心して慣れていけるサイズ感です。

2. 足つきが優しいシート高

シート高は 761mm。数値だけ見ると若干高めに見えますが、
車体が細くて軽いので、実際はかなり足つき良好な印象になります。

小柄なライダーでも、ちょっとサスが沈めば両足のつま先〜半分くらいは届きやすいイメージです。

3. 燃費の良さとランニングコスト

定地燃費 63.5km/L、WMTCモード 67.8km/L と、数値上はかなりの低燃費。
タンク容量は6.0Lなので、理論値ベースでは 300km 前後は走れる計算になります。

原付二種なので、

  • 自動車専用道には入れない代わりに
  • 任意保険はファミリーバイク特約を使えるケースが多い

というメリットもあり、維持費を抑えたい人にはかなり優しいバイクです。

4. ミニバイクでも装備は本気

  • 倒立フロントフォーク
  • 前後ディスクブレーキ(前輪ABS付き)
  • 割としっかりしたバックボーンフレーム

と、「ただの可愛い原二スクーター」とはまったく別物の、
“ちゃんと曲がって止まれるスポーツバイク”になっています。

ミニサーキットやジムカーナ遊びのベース車としても人気なのは、この辺の素性の良さが理由ですね。

5. カスタムベースとして遊べる

グロムはカスタムパーツが豊富なことでも有名です。
ハンドル・ステップ・マフラー・シートなど、好みの方向に振りやすいので、

  • 通勤快速仕様
  • ミニサーキット仕様
  • 映える街乗りカスタム

など、自分好みの一台に育てやすいのも魅力です。


気になるところ

もちろん万能ではないので、「ここは人によっては気になるかも」というポイントも挙げておきます。

1. 高速道路・自動車専用道は走れない

排気量が125ccクラスなので、法律上、高速道路や一部自動車専用道路は走行不可です。
ツーリング好きで「高速をばんばん使って遠くまで行きたい!」という人には、250cc以上のクラスの方が向いています。

2. タンク容量は6Lで、ロングツーリングだと給油回数が増えがち

燃費自体はかなり良いですが、タンク容量は 6.0L

日帰りツーリングくらいなら問題ないものの、山奥まで行くロングツーリングだと、
「ガソリンスタンドの場所だけは少し気にしておきたい」くらいの容量感です。

3. 5速ミッションなので、スポーツ志向では“もう1段ほしい”ことも

グロムは 5速ミッション ですが、後述のGSX-S125やXSR125は6速です。

  • 高速道路はそもそも走れない
  • 一般道で使うぶんには5速で必要十分

とはいえ、「回転数を細かくコントロールしてスポーツライディングを楽しみたい!」という目線だと、
6速ミッション勢の方が好み、という人もいるかもしれません。


ライバル比較(詳しく&表付き)

ここからは、原付二種スポーツ/ミニネイキッドの代表的なライバルをピックアップして比較します。

  • ホンダ グロム(8BJ-JC92・現行)
  • カワサキ Z125 PRO(2BJ-BR125H・生産終了)
  • スズキ GSX-S125 ABS(8BJ-DL32D・生産終了)
  • ヤマハ XSR125 ABS(8BJ-RE46J・現行)

生産終了モデルも含みますが、新車在庫や中古車ではまだ選択肢に入ってくるので、
「今、125でスポーツ系を選ぶならどれ?」という目線で押さえておくと便利です。

主要スペック比較表

(※数値はメーカー公表値またはメーカー諸元を元にしたカタログ値のみを使用しています)

車種メーカー希望小売価格(税込)エンジン / 排気量最高出力最大トルク車両重量シート高タンク容量WMTCモード燃費変速機ABS
ホンダ グロム390,500円空冷4ストOHC単気筒 / 123cm³7.4kW(10PS)/ 7,250rpm11N・m / 6,000rpm103kg761mm6.0L67.8km/L(クラス1)5速前輪のみ(前輪ABS)
カワサキ Z125 PRO(生産終了)352,000円空冷4スト単気筒 / 124cm³7.1kW(9.7PS)/ 8,000rpm9.6N・m / 6,000rpm102kg780mm7.4L54.2km/L(クラス1)4速なし
スズキ GSX-S125 ABS(生産終了)420,200円水冷4スト単気筒DOHC4バルブ / 124cm³11kW(15PS)/ 10,500rpm11N・m / 8,500rpm135kg785mm11L42.5km/L(クラス2-2-1)6速前後ABS
ヤマハ XSR125 ABS506,000円水冷4スト単気筒OHC4バルブ / 124.7cm³11kW(15PS)/ 10,000rpm12N・m / 8,000rpm137kg780mm10L49.4km/L(WMTC)6速前後ABS

ライバルごとのキャラ分けイメージを分けると、こんな感じです。

  • グロム
    • 軽さと取り回しの良さがダントツ
    • コンパクトな12インチ+倒立フォークで、ミニサーキットや街乗りが楽しい
    • 見た目もポップで、カスタムベースとしても人気
  • Z125 PRO(生産終了)
    • グロムよりややシート高が高く、大人っぽいスポーティさ
    • 4速ミッション&空冷エンジンで、シンプルな乗り味
    • タンク7.4Lで、ミニバイクとしては航続距離もそこそこ余裕あり
  • GSX-S125 ABS(生産終了)
    • 125ccクラスとしてはかなり高回転・高出力寄り(15PS)
    • 17インチホイール&11Lタンクで、「フルサイズに近い走り」を楽しめる1台
    • 装備重量135kg・シート高785mmと、原二の中ではやや“大きめ・本格派”なポジション
  • XSR125 ABS
    • 同じく15PSエンジン+6速で、125でもしっかり走りたい人向き
    • レトロテイストの外観と、豊富な電子装備(ABS、スリッパークラッチ等)で“おしゃれ&高機能”寄り
    • 車体サイズ・重量ともに大きめで、「125だけどしっかりバイク感が欲しい」人にぴったり

グロムの立ち位置まとめ

この中でのグロムは、

  • 「軽さ」「足つき」「燃費」「価格」のバランスが良い万能型
  • 12インチならではのクイックさで、低速〜中速域の楽しさ重視
  • ランニングコストも抑えつつ、よく走る“遊びグロム”

というポジションと言えます。

「フルサイズ125でスポーツしたい!」なら GSX-S125 や XSR125、
「ミニバイク感を全開にして遊びたい!」なら グロム or Z125 PRO、という選び分けになってきますね。


どんな人向きか

最後に、グロムがハマりそうな人をイメージ別に出してみます。

1. 初めてバイクに乗る人

  • いきなり250や400はちょっと不安
  • でも原付スクーターじゃ物足りない

という人には、グロムはかなりちょうどいいサイズ感&パワー感です。
取り回しがラクで、立ちゴケしてもダメージが比較的小さいのも精神的に優しいポイント。

2. 通勤・通学+休日のプチツーを楽しみたい人

  • 平日は通勤・通学で使いつつ
  • 休日にちょっと遠回りしてツーリング

みたいな使い方をする人には、燃費の良さと維持費の安さが刺さります。
原二で渋滞をスイスイ抜けながら、たまに遠回りして遊ぶ、みたいな乗り方が気持ちいいバイクです。

3. ミニサーキットやジムカーナで遊びたい人

  • 125クラスのミニサーキット走行
  • パイロン遊び・ジムカーナ

など、「走りの練習用」「遊び用セカンドバイク」としても人気です。
軽くて小さい車体は、フォームやラインどりの練習にもぴったり。

4. セカンドバイクとしての“相棒”が欲しい人

大型や250とは別に、「ちょこっとコンビニ・近所のラーメン用の足」が欲しい人にもグロムはおすすめ。
大きいバイクを出すほどでもない距離でも、グロムなら気軽に引っ張り出せます。

まとめ

ホンダ グロムは、

  • 軽くてコンパクトで扱いやすい
  • それでいて倒立フォークやディスクブレーキなど装備は本格的
  • 燃費も良くて、維持費もお財布に優しい

という「気軽さ」と「ちゃんとスポーツできる感じ」がちょうどいい原付二種スポーツです。

ライバルのGSX-S125やXSR125のように、高回転高出力でガンガン走るフルサイズ寄りの125も魅力的ですが、
グロムはあくまで「ミニバイクならではの楽しさ」「日常の延長で遊べる感じ」が強い一台。

  • 初めてのバイクデビューにも
  • 通勤通学メインの足にも
  • 大型バイク持ちのセカンドバイクにも
  • ミニサーキット遊びのベースにも

いろんな使い方にフィットしてくれます。

「原付二種で、ちょっと本気で遊べる一台が欲しいな」
そう思ったときに、真っ先に候補に入れてほしいのが、このホンダ グロムです。

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